銭の戦争8話感想・草なぎ絶妙の演技の秘密明かす！大島他・・

銭の戦争8話、終盤に向かって展開が速いですね。
草薙の絶妙の演技について秘密が明かされました！
大島、木村の役の本性が次第に明らかに・・。



こんにちは。


今回は、「銭の戦争」8話 です。

ストーリー展開が速くなってきたようですね。

推理ドラマを見る時のトキメキ感が、増加してくるようで、
回を重ねるごとに、待ち遠しくなってきました。

草なぎ剛さんの演技も、いっそう磨きが
かかってきたようですね。

実は、その絶妙の演技の秘密が分かりました。


それをお伝えする前にまず、ドラマのスジを、
簡単に追っていきましょう。


梢（木村文乃）が、祖母（ジュディオング）の策略の事実を
確かめようと、自室にこもって、調べはじめます。　　

やはり、間違いはなかったことを、知った梢は、祖母に、
その不正を追求します。

祖母から、

「・・じゃ、告訴でもするつもり？」

と言われて、梢だまってしまいました。


そのあと、梢は、自分の部屋を訪れた
富生（草薙剛）に素直に誤ります。





あまりにも、潔く頭を下げた梢を見ていると
「まだまだ、梢は富生にみれんがあるのだな」
と感じました。


すると、なんと、意外なコトバが梢の口から
出てきたではありませんか！

「・・・両親のいない自分を育ててくれた祖母は、 私が守っていきます・・・・」　と。

これで、富生と対決していくことを
宣言したも同然ですね。

冷ややかな美人、梢の目にも、祖母への、
愛情と温もりが、ハッキリ見てとれました。

それにしても、アップになった、梢（木村文乃）の 表情の美しさは一段と映えていました。

富生と敵対するとはいえ、悪度さがないだけに、
その美しさと透明感は、輝いていますね。

女優には、綺麗な人は多いですが、木村文乃さんの この透きとうるような美しさは、格別ですね。


私はそう思うんですが、みなさんはどうですか？



　　　　●＜草薙剛・絶妙の演技の影に・・＞

一方、富生（草薙剛）は、父親の会社ホワイト化学（株）
を取り返すために、奔走し始めました。

そして、青池グループの会長（ジュディオング）が、
ホワイト化学を追い詰める時、
それに加担した、こざかしい役人を見つけたのです。

富生は、彼に、真偽のほどを確かめる為、
役人の汚職をマスコミに流すと、追求。

この時、なされた会話時の二人の顔がアップ。

申し開きをしようと、やっきになる役人。
それを、鋭く問い詰める富生。

半泣きの役人と富生（草薙）の怒りに燃えた眼光は、
実に対照的でした。

特に、役人に迫る草なぎさんの目つきの鋭さ！ 迫真の演技でした！

こういう、草薙さんの行動に伴う表情や態度は、
１話から、今回の８話まで、すべてに共通しています。


例えば、

①　「会社関係のパーティで、突然、狂ったように、
テーブルの上で、仁王立ちになって、ビールを
撒き散らす。　　それも、大声でわめきながら」


②　そして、
「結婚式で花嫁の大島を連れ出した時の
草薙の狂気ざたとも言える行動！」




③　さらに、
「敵対する人物との対面シーンでは、
ゾッとするような一種の”魔性”や、鋭さを
感じる表情を見せます。


こういう時の草薙さんの迫真の演技は、「スゴイ」の一語につきます。


「ウマイなー！」と　思わず声が出そうでした。


このような、草薙剛さんの演技の秘密は、
実は、こんなところに、あったのです。

あとで、知って　「なるほど」　と納得しました。


　　
　　　●＜草薙さんの隠れた一面＞

草薙剛さんが、ある雑誌に告白しているのを
読みました。

それによると、

「おまえは、”怒り”や”魔物”を自分の中に、 かかえている・・・・」

以前、舞台に出た際、劇作家の「つかこうへい」さんに、
こう言われたそうです。


　　＜「つかこうへい」　という人について、チョッピリ＞

４年前に、ガンのため６０代で亡くなっておられます。


(つか　こうへい＝故人）

慶応大学出身。
２５歳（当時最年少）で、演劇界の　芥川賞　と言われる
「岸田戯曲賞」を、受賞しています。

読売文学賞や、脚本の最優秀賞なども受賞。

さらに、「直木賞」も受賞して、

小説の世界でも活躍するという異色の才人です。

　
「つかこうへい」さんに、演出指導を受けた俳優は、
とても多いそうです。

よく知られているところでは、

・阿部寛・黒木メイサ
・石原さとみ・広末涼子
・大竹しのぶ・松坂慶子
・・・・・・等々

そのうちの一人が、「草薙剛」さんというわけです。

前述のように、気鋭の演出家・つかこうへいさんが、
彼の個性を見​抜いたってわけです。

草薙さんは、

「　つかさんに僕の中​に魔物があるといわれて以来、
僕の中にそういうものがあるんだと信じて、
それに突き動かされているのを強く感じる　」
といっています。

つかさんの言葉が役を演じる上で、大きな支えになっているそうです。

草なぎさんは、演じながら時おり、

「何でこんなことやっているのかな？」

って考えることがあるそうですね。

そんな時、「つかさんがそう言ったからだ！」

と、つかさんのコトバに押されている自分を
感じるのだそうです。

要するに、
つかさんは、草薙さんにとって 彼の個性を引き出してくれた大恩人であり、 師匠でもあったのです。

草薙さんは言います。

「・・演技する上で、つかさんは、僕にとって、 欠かせない存在です・・・」　と。

　
　
　 　●＜大島優子遂に愛を告白・・＞



（エリカ＝左）


未央（大島優子）は、元の職場の友人エリカ（メガネの女性）に

「彼のこと好きなの？」　と問われ、

しばらく黙っていましたが、「ウン」　と、軽くうなずきました。

ああやっぱりなっ・・・・。

私は、何かほっとしてしまいました。（笑）


さて今回の８話は、
最後に、
ホワイト化学が赤松の手に渡ったことを
青池グループ会長（ジュディオング）から知らされ、



富生が唖然としたところで終りました。

ここで、またまた一転して、
富生の標的が赤松に移っていくのか・・・？？



続きは、次回、９回を待ちましょう！

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