西村京太郎トラベルミステリー山村美紗どちらが面白い(

西村京太郎トラベルミステリーは１月１０日です。
山村美紗サスペンスものも多くドラマ化されてます。
ミステリーとしては、どちらが面白い？



こんにちは。

土曜ワイド劇場・西村京太郎トラベルミステリー
「長野新幹線～飯山線 湯けむり殺人ルート！」が

１月１０日に放映されます。


「十津川警部（高橋英樹）の片腕、亀井刑事（高田純次）が、
たまたま、2日間の休暇を取って、ひとり旅に出かけます。

行く先は、長野の野沢温泉。

旅先で気になって、途中、「事件が起きていないか」
と亀井は、一課に電話を入れてみた。
十津川警部は「ゆっくり休暇を楽しんできてくれ」
と笑って返事する。

ところが、翌朝、モデルの女性が死体で発見されたと
電話が入る。
こともあろうに、その場所が、昨日亀井刑事が泊まった野沢温泉。

亀井刑事は驚いた。？？・・・・・・・・」

ここから、事件の顛末が明かされていくわけです。


西村京太郎のトラベルミステリーは、まず旅先で
事件が起きます。

最近は、列車もの以外のミステリードラマもありますが、
やはり、日本中を走るトラベルものの方が、
変化があって面白いですね。

多くの観光地の名所、旧跡を楽しませてくれるのも、
一つの見せ場になっているのでしょうね。


山村美紗のほうは、事件の捜査範囲は、比較的狭く、
殺人トリックが見せ物のサスペンスといってよいかと、
思います。

いわゆる「本格ミステリー」　というやつです。


どちらかというと、
私は、西村京太郎トラベルミステリーの方が、
面白いですねえ。

いや、面白いというより、楽しいですねえ。

必ず殺人は、あるのですが、広い風景や、
観光地のすばらしい光景が、その悲惨さを、
薄めてくれるのでしょうか？

また、十津川と亀井の絶妙とも言える名コンビぶりにも、
ドラマを軽快にしている要素があるようですね。

そこには、ユーモアあり、笑いあり、ドジもある。

西村京太郎のトラベルミステリーには、「残酷」「悲惨」「暗黒」
といった重苦しいものをあまり、感じないのです。

それでいて、事件の謎が、リズミカルに説かれていく、
その過程が、テンポよく、
心に落ちてくる快さみたいなものが、
西村京太郎の作品には、あるようですね。


西村京太郎は、若い頃は、純文学ものを書いていた作家で、
他にもさまざまなジャンルを手がけた作家なんです。

それが、３０数年前に出した『寝台特急殺人事件』が、

大ヒットとなり、それ以来、ズーッと、
「トラベルミステリー」　を手がけてきた作家といって
いいと思いますよ。


１月１０日、の土曜ワイド劇場、

西村京太郎トラベルミステリー
「　長野新幹線～飯山線 湯けむり殺人ルート！　」

を大いに楽しみましょう！

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