癌：末期！症状や痛みは？初めて死を意識した！生きるのは今でしょ！

ボクは、抗がん剤治療のため、約１年入院していました。


退院したのは、２年前。

生まれて初めて、「死」　を意識しました。

「悪性リンパ腫」ステージ４　。


要するに、「末期がん」だったのです。



末期だったと知らされたのは、入院して、

抗がん剤治療がだいぶ、効いてきたころのこと。



末期だったと聞いて、

さすがに、背筋が「ゾーッ」としちゃったな！



症状としては、

首の付け根、両脇の付け根、両足の付け根、脊髄の上部。

計６か所に、２センチ足らずの「ぐりぐり」ができていました。



大した痛みはなかったけど、少しづつですが、

「ぐりぐり」が日々大きくなってきました。

まさか、「ガン」だったなんて、夢にも思わず。


平気をよそおっていたけど、内心、ビックリしちゃったねえ。


これまで、「　何時までも生きていけるかのように　」

生きてきたボクは、「ガン」になった人達は、今、

どんな思いで生きているのだろうか？

そんなことが気になりました。



そんな体験を知りたくて、テレビ、ラジオ、ネット、雑誌・・等々、

手当たり次第、癌のなった人を探してみました。


すると面白い事が分かりました。


癌にかかった人には、大体次の２通りの

考えがあることを知りました。



①いつ死んでもかまわないと覚悟している人。
②何としても、生きたい！　と、癌を治すために、
　あらゆる手段を探している人。


この二つです。



①　の共通点は、自分のやりたいことを成し遂げている人。
②　の共通点は、なんらかの「し残した事」　がある人。


なるほどねーと思いました。



ボクは、②に当たるねー。


幸い、生きて退院できたボクは、

今、体力回復のため、自宅療養中です。


癌は治った（完全には治らないらしいけど）あと、

再発しないよう気をつけるようにすることが、

最も、重要のようです！！




入院直前、ボクが、「死」　を口にすると、

ある人が、

「これも、意味があるんだよ！がんばりなさいよ！」

と、ひとこと言ったことがあります。


今になって、その意味が

なんとなく分かるような気がしています。


というのは、

「今日を精一杯生きる」　

と人生の先輩たちの多くが、語っているようだけど、


この言葉の意味を、なんだか、癌になって、今初めて、

身にしみて実感できたような気がします。



残されたこの命、悔いなく生きたいね。


いつ生きるの？


今でしょ！　（苦笑）

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