又吉:小説「火花」高評価で三島賞候補!自分は何んで生きてるんや?
又吉さんの小説「火花」が高く評価され三島由紀夫候補に!
作家の登竜門ともいわれる三島由紀夫賞を受賞する可能性大!?
又吉さん曰く「自分は何んで生きてるんや?」
こんにちは。
お笑い芸人の又吉さんが、小説 「火花」 で
純文学として、三島賞候補になりましたね。
発表されるや、ニュースやネットで、話題沸騰です。
ボクは、お笑い番組がそれほど好きなほうでは
なかったもんですから、又吉さんにも
あまり興味はありませんでした。
又吉さんに関心をもったのは、
たぶん多くの人がそうであるように、
ボクも雑誌「文学界」に掲載された「火花」が、
マスコミを賑わしてからでした。
「文学界」という文芸誌が創設以来4倍の売れ行きを見せ、
さらには、小説「火花」の単行本が、発売、数日たたずで、
35万部に達したというではないですか。
文学小説が発売、ほどなくして、35万部売れることなど、
全く異例のことなんだそうです。
そんなわけで、又吉さんの小説「火花」は
巷で、爆発的な話題をを呼んだようです。
そして、このたび又吉さんの小説「火花」が三島賞候補に
挙がったのですから、もうマスコミやネット上
では、スゴイ盛り上がりを見せているようなのです。
では、又吉さんの小説が、候補になった三島賞というのは、
いったいどんな賞なのでしょうか?
ご存知の方も多いと思いますが、ここでどんな賞なのかを
ちょっと説明してみましょう、
● <三島賞について>
三島賞は正確には 「三島由紀夫賞」 といって、
作家の三島由紀夫(故人)を記念して創設された
文学賞です。
(三島由紀夫)
三島由紀夫という作家は、かつて、「ノーベル文学賞」
を取るかもしれないとウワサされたほどの作家で、45歳の時、
「割腹自殺」 をして当時モノスゴク話題になった作家です。
では、この賞はどんな賞かというと、ある作家は、
小説を選考するときのことを、次のように
語っています。
「・ストーリーの巧みさをとるか、
・文章の良し悪しをとるか、
・文学的センスを備えたものをとるか」 と。
この選択からすると、三島賞は、
「文学的センスをそなえたもの」 という風に
分類できるかなと思います。
中でも、三島賞は、新人に与えられる賞でもあります。
まあ、そんなわけで、純文学のジャンルに属する小説
の賞といえると思っていいのではないでしょうか?
もちろん、これは、便宜上ごく簡単に分けただけで、
その辺はご了承くださいね。 (笑)
●<過去の三島由紀夫賞候補者は>
三島賞は知名度からすれば芥川賞ほど知られていませんが、
三島賞候補者の中には、のちに芥川賞を受賞した人がいます。
例を挙げますと、
・三島賞受賞=本谷有希子(34)(過去に芥川賞候補)
・三島賞受賞=いとうせいこう(54)(過去に芥川賞候補2回)
逆に芥川賞候補になったことがあり、
のちに、三島賞を受賞した人もあります。
例を挙げますと、
・三島賞受賞=綿矢りさ(31)(過去に芥川賞候補)
・三島賞受賞=西村賢太(47)(過去に芥川賞候補)
などがいます。
では、又吉さんの小説 「火花」 が、どんな評価を
受けているのか、皆さんも気になるところ
と思いますので、専門家の評価を
少し取り上げてみましょう。
●<「火花」に対する専門家の評価>
①
芥川賞作家の中村文則さんは、
「面白かった」 と絶賛。しています。
しかし、あまりそうでない人もあります。
②
大竹明子さん(65)。
小説(川端康成文学賞候補、)評論、エッセイなど
執筆活動をし、写真評論なども手がける論客です。
この方は、
「感動まではいきませんでしたが,読んで損は なかったと思える印象に残った小説でした。」とのべています。
かと思えば、こんな人もあります。
③
昨年直木賞を受賞して現在作家として、
活躍中の西加奈子(38)さんは、又吉さんの「火花」
について、
「感動のあまり涙を流してしまった」
と報道されておりました。
さらに、こういうコメントもありました。
④
明治大学の伊藤氏貴准教授です。
「純文学は、人間の多面的な複雑な部分を描く。
自分もそうだということを気づかせてくれる。
他人も自分のような複雑な面を
持っていると気づかせてくれる。
又吉さんはすごくいいきっかけをつくってくれたので、
食わず嫌いの若者たちのために、今後も書き続けてほしい」
(ネット上から引用させて頂きました)
そして、誰よりも、「三島賞」 を又吉さんが受賞するのでは?と
思わせるのがこの人の評です。
それは、文芸誌 「文学界」に又吉さんの「火花」を
掲載した編集長(武藤旬)です。
⑤
この方は
「鋭い観察眼と独自の文体を持っている!
知名度のあるタレントだからではなく
大型新人作家として大きく扱いたいと思った」
産経新聞でこう語っているのです。
以上簡単ですが、又吉さんの小説「火花」
に対する5人の感想を拾ってみました。
他にもいろいろありますが、概ね「好意的」
な感想や評価が多かったようです。
特に力強いのは 「編集長」 のコトバですね。
立場上、これまで、無数の作品を読んでこられたでしょうから、
作品の選択眼には、自信を持っておられると思うのです。
というわけで、この人が押しているからには、 又吉さんの
小説 「火花」は、受賞が濃厚だと思えてしかたありません。
さて、最後に、又吉さんは、週刊誌の記者に
こんなことを語っていました。
「僕は何のために生きているんや?と
考える事が今でもあります」 と。
ここを読んだ時、ボクは、ホッとしました。
実は、ボクも、いまだに、ふと、そういうことを
考えることがあるからです。 (笑?)
■ < 関連記事>
●又吉直樹:小説「火花」評価は?新人賞なら可!芥川賞候補は実力者揃い!http://tasuanti.blog.so-net.ne.jp/2015-07-10
● 又吉さんの小説家への歩み!
http://matawarau.seesaa.net/
作家の登竜門ともいわれる三島由紀夫賞を受賞する可能性大!?
又吉さん曰く「自分は何んで生きてるんや?」
こんにちは。
お笑い芸人の又吉さんが、小説 「火花」 で
純文学として、三島賞候補になりましたね。
発表されるや、ニュースやネットで、話題沸騰です。
ボクは、お笑い番組がそれほど好きなほうでは
なかったもんですから、又吉さんにも
あまり興味はありませんでした。
又吉さんに関心をもったのは、
たぶん多くの人がそうであるように、
ボクも雑誌「文学界」に掲載された「火花」が、
マスコミを賑わしてからでした。
「文学界」という文芸誌が創設以来4倍の売れ行きを見せ、
さらには、小説「火花」の単行本が、発売、数日たたずで、
35万部に達したというではないですか。
文学小説が発売、ほどなくして、35万部売れることなど、
全く異例のことなんだそうです。
そんなわけで、又吉さんの小説「火花」は
巷で、爆発的な話題をを呼んだようです。
そして、このたび又吉さんの小説「火花」が三島賞候補に
挙がったのですから、もうマスコミやネット上
では、スゴイ盛り上がりを見せているようなのです。
では、又吉さんの小説が、候補になった三島賞というのは、
いったいどんな賞なのでしょうか?
ご存知の方も多いと思いますが、ここでどんな賞なのかを
ちょっと説明してみましょう、
● <三島賞について>
三島賞は正確には 「三島由紀夫賞」 といって、
作家の三島由紀夫(故人)を記念して創設された
文学賞です。
(三島由紀夫)
三島由紀夫という作家は、かつて、「ノーベル文学賞」
を取るかもしれないとウワサされたほどの作家で、45歳の時、
「割腹自殺」 をして当時モノスゴク話題になった作家です。
では、この賞はどんな賞かというと、ある作家は、
小説を選考するときのことを、次のように
語っています。
「・ストーリーの巧みさをとるか、
・文章の良し悪しをとるか、
・文学的センスを備えたものをとるか」 と。
この選択からすると、三島賞は、
「文学的センスをそなえたもの」 という風に
分類できるかなと思います。
中でも、三島賞は、新人に与えられる賞でもあります。
まあ、そんなわけで、純文学のジャンルに属する小説
の賞といえると思っていいのではないでしょうか?
もちろん、これは、便宜上ごく簡単に分けただけで、
その辺はご了承くださいね。 (笑)
●<過去の三島由紀夫賞候補者は>
三島賞は知名度からすれば芥川賞ほど知られていませんが、
三島賞候補者の中には、のちに芥川賞を受賞した人がいます。
例を挙げますと、
・三島賞受賞=本谷有希子(34)(過去に芥川賞候補)
・三島賞受賞=いとうせいこう(54)(過去に芥川賞候補2回)
逆に芥川賞候補になったことがあり、
のちに、三島賞を受賞した人もあります。
例を挙げますと、
・三島賞受賞=綿矢りさ(31)(過去に芥川賞候補)
・三島賞受賞=西村賢太(47)(過去に芥川賞候補)
などがいます。
では、又吉さんの小説 「火花」 が、どんな評価を
受けているのか、皆さんも気になるところ
と思いますので、専門家の評価を
少し取り上げてみましょう。
●<「火花」に対する専門家の評価>
①
芥川賞作家の中村文則さんは、
「面白かった」 と絶賛。しています。
しかし、あまりそうでない人もあります。
②
大竹明子さん(65)。
小説(川端康成文学賞候補、)評論、エッセイなど
執筆活動をし、写真評論なども手がける論客です。
この方は、
「感動まではいきませんでしたが,読んで損は なかったと思える印象に残った小説でした。」とのべています。
かと思えば、こんな人もあります。
③
昨年直木賞を受賞して現在作家として、
活躍中の西加奈子(38)さんは、又吉さんの「火花」
について、
「感動のあまり涙を流してしまった」
と報道されておりました。
さらに、こういうコメントもありました。
④
明治大学の伊藤氏貴准教授です。
「純文学は、人間の多面的な複雑な部分を描く。
自分もそうだということを気づかせてくれる。
他人も自分のような複雑な面を
持っていると気づかせてくれる。
又吉さんはすごくいいきっかけをつくってくれたので、
食わず嫌いの若者たちのために、今後も書き続けてほしい」
(ネット上から引用させて頂きました)
そして、誰よりも、「三島賞」 を又吉さんが受賞するのでは?と
思わせるのがこの人の評です。
それは、文芸誌 「文学界」に又吉さんの「火花」を
掲載した編集長(武藤旬)です。
⑤
この方は
「鋭い観察眼と独自の文体を持っている!
知名度のあるタレントだからではなく
大型新人作家として大きく扱いたいと思った」
産経新聞でこう語っているのです。
以上簡単ですが、又吉さんの小説「火花」
に対する5人の感想を拾ってみました。
他にもいろいろありますが、概ね「好意的」
な感想や評価が多かったようです。
特に力強いのは 「編集長」 のコトバですね。
立場上、これまで、無数の作品を読んでこられたでしょうから、
作品の選択眼には、自信を持っておられると思うのです。
というわけで、この人が押しているからには、 又吉さんの
小説 「火花」は、受賞が濃厚だと思えてしかたありません。
さて、最後に、又吉さんは、週刊誌の記者に
こんなことを語っていました。
「僕は何のために生きているんや?と
考える事が今でもあります」 と。
ここを読んだ時、ボクは、ホッとしました。
実は、ボクも、いまだに、ふと、そういうことを
考えることがあるからです。 (笑?)
■ < 関連記事>
●又吉直樹:小説「火花」評価は?新人賞なら可!芥川賞候補は実力者揃い!http://tasuanti.blog.so-net.ne.jp/2015-07-10
● 又吉さんの小説家への歩み!
http://matawarau.seesaa.net/
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<プロフィール>
タスケ
関西在住の元カメラマンの端くれです。
内臓 壊して現在 自宅療養中です(笑)
高校時代,体操クラブで国体までいったのに、手の負傷で挫折。
大学受験で,東大しか頭に無い指導教師に絶望、そして挫折。
証券会社に就職するも、興味が持てず1年で退職。
挫折が続きました。
その後、写真家へ方向転換。
しかし、過労で闘病(現在自宅にて)。・・・すべて挫折のダメダメ人間です。
もうおそいかなあと思いつつ・・・・・・。
今からやり直し人生
を考えているところなのです。
ほんとは、やりたい!思いっきり!
こんなボクの<ささやかな願望>と
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発信しています・・・!
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