アーチャリー（オーム麻原彰晃三女）本出版！今でも父を信じる！

アーチャリー（３１）は、元オーム真理教・麻原彰晃の三女。
この度、出版した手記（本)に　「今でも父を信じる！」と綴る！
将来は「心理カウンセラーになりたい」という！



こんにちは。


オウム真理教の教祖・麻原彰晃の三女、アーチャリー（３１）が、この度、手記（本）を出版することになったそうです。


タイトルは、

「止まった時計・麻原彰晃の三女アーチャリーの手記」

というのだそうです。

「止まった時計・・・」　なんていいますと、
いかにも、意味ありそうな感じがしますね。

出版社も、なかなか「ウマイ」タイトルを
つけるじゃないですか？

皆さんは、どうおもわれますか？



いわゆるオウム事件とそれにまつわる自分の思いとか、
父親・麻原彰晃に対する、娘アーチャリーの
けなげな思いが綴られているようです。


雑誌で紹介された彼女の写真を初めて見ましたが、
その、可憐な美しさに驚きました。





あの「憎むべき麻原彰晃」の子とは、
とても、思えないほどでした。





　　■　オウム事件がアーチャリーに　　　　　　　
及ぼした甚大な影響とは・・・


講談社の雑誌に紹介されたアーチャリーの記事から、
概要をお伝えしてみたいと思います。


アーチャリー自身は、オウム教団から身を引いているにも
かかわらず、「オウム麻原彰晃の娘」　という事実は、
彼女に重くのしかかって離れなかったといいます。


例えばその一つは

進学問題）


住民の反対運動のため、アーチャリーは中学校へ、
行く事はできなかったそうです。

のち、なんとか通信制高校までこぎつけ、
次の大学へ行くにあたって、またまた大きな壁が。


念願叶って合格できた大学からは、
入学を拒否されています。

彼女は、大学合格のあと、ダイエットまでして、学園生活に胸を
トキメカセテいたというではありませんか！

なんとも、いじらしい乙女心を、
感じずにはおれませんでした。

アーチャリーとて、
普通の女性となんら変わりないのです。

オウムのレッテルがここでも邪魔をしたわけです。

彼女は、大学を相手取って、裁判を起こしています。


結果、昨年（２０１４年）５月から、晴れて文教大学へ、
通学することになりました。　

すでに、アーチャリーは２１歳になっていました。

将来は心理カウンセラーを希望して、
現在、その勉強を続けているそうです。






　　■　アーチャリーの父への思い　


あの忌まわしい「サリン事件」の首謀者・麻原彰晃とはいえ、
アーチャリーにとっては、なんら、普通の父親と代わりは
ありません。

子供のころは、麻原彰晃にとてもかわいがられ、
アーチャリーも父親にこの上なくナツイていたようです。


次の記述によくその様子が表れています。

「たまに、父が家に帰ってくると、私は、父を
待ちきれず、玄関まで走って行き、飛びつきました。

また、外で共によくしゃべりました。」　と。





その後、２０１４年に麻原彰晃と裁判所で
会うことになった時の様子を

「・・感無量で、父の姿は涙でかすんでいました」

と記述しています。


担当記者は、

「父親のために、自分の人生は大きく狂わされた。
麻原彰晃の娘でなかったなら、これほど
つらい目に合うことはなかっただろう。」

と述べています。

たしかに、その通りだったでしょう。


しかし、それでもアーチャリーは、手記に、
こうしたためているのです。


「・・・父を守れる者が、子供しかいないのなら、
私だけでも父を信じよう。・・・・・・
世界中が敵になっても、私だけは父の味方でいたい！」

と。


私は、なんとも、やりきれなく、
切ない思いにさせられました。

これが、親子の「キズナ」というものなのでしょうか？


よく知られた評論家「田原総一郎」さんは、




「彼女（アーチャリー）にとって、世の中は、
不条理そのものだったと思う。

彼女の目には、みんなが、父親に罪をなすりつけることで、
逃げようとしている、と見えているのではないか・・」

と述べていました。


　　　

　　　■　サリン事件から２０年！　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　今、本（手記）の出版は、意味があるか？



地下鉄サリン事件から２０年。
サリンという薬中毒で、亡くなった人は、１３人。

未だに苦しんでいる被害者もいるといいます。


本には

「　・・この筆舌につくしがたい不条理をオウムの
人達がひきおこしたのです。

私にやさしくしてくれた人たちが、被害者の方々を
苦しみに追いやってしまった。

この現実に、私は、たちつくしています。　」

と悲痛な思いが綴られているそうです。

そんな中、この本を手にする読者はどんな思いに
なるだろう？


加害者を父に持つ一人の可憐な女性の手記を出す事により、
出版する側には、大きな利益が見込まれているにちがいない、

と、ゲスな憶測をしてしまいますが、それをよそに、この本が、
オウム事件に一石を投じることは、容易に想像できます。


現に、宗教学者のお一人は、次のように言っておられます。

「・・オウム裁判は、間もなく終わり、
麻原の死刑が執行されるでしょうが、
この事件で、社会が考える事は多くのこされている・・・」　と。


アーチャリーさんの手記が読者に与えるものは、
多く、そして複雑な思いをかきたてそうです。


ちなみに、アーチャリーさんの手記は
今日、３月２０日発売だそうです。





■ ＜空中浮遊は麻原彰晃の売り物じゃない！ヨガ・瞑想の究極の姿＞　　　　　
　　　　　　http://tasuanti.blog.so-net.ne.jp/2015-02-08

スポンサーリンク

タグ：アーチャリー オーム 麻原彰晃 本 今 現在