軍師官兵衛感想・迫力と涙の最終回！視聴率・総集編日程は？

軍師官兵衛の感想は迫力と涙の感動の連続！
最終回視聴率は１７，６％でした。
再度ご覧になるには、総集編日程をご覧下さい（記事下）



「軍師官兵衛」最終回を観ました。
迫力に、終始、圧倒　されつづけましたよ！

見所は、関が原の決戦後、徳川家康（寺尾聡）と、
如水（岡田准）の二人が、語り合うシーンでした。

二人の顔が、今や、接するかと思うほど、近寄り、

「・・・どんな天下をお作りか？・・・」

と、家康の心の底をじーっと、うかがうかの様に
上目づかいで、問う如水に対し、
しばし、無言のあと、汝水の顔を見据えながら、
家康は、おもむろに答えたのです。

「・・・戦（いくさ）のない天下じゃ・・・」　と。

二人のにらみ合い、さぐり合うような表情が、
小波が寄せては返すように、続きます。

この間、数分、いやもっと短かかったでしょう。
しかし、互いに見詰め合う二人の表情を
テレビ越しに見ているわたしには、とても長く
感じられました。

よく「目で、ものを言う」　なんて言いますが、
まさにそんな様相でした。

息をのむようなシーンは、圧巻でした。
「さすがだなー！」　と思わずにはいられませんでした。


家康を演じる寺尾聡の父親は、日本演劇界を
リードする「宇野重吉」という名優です。
もう亡くなっておられますが、

寺尾聡はその長男であって、やはり、親の血を引いて
いるのでしょうね。

家康の貫禄を余すことなく演じきっていたように思います。


一方の岡田准一が演じる如水も、なかなかのもので、
家康に劣らず、すばらしい迫力を見せてくれました。

岡田准一は、いまさら、言うまでも無く、「ジャニーズ」
所属の歌手グループ　「V６」　のメンバーの一人。

最近は俳優、タレントとしても、活躍しており、
今回ＮＨＫの大河ドラマ「軍司官兵衛」の主役に
抜擢されたというわけです。


＜岡田准一の３つの誓い＞


岡田准一は、このドラマの撮影が始まる前に
３つのプランを立てていたそうです。

一つは、「前半は、まっすぐで若々しい黒田官兵衛を演じる」
二つ目は、「有岡城に幽閉された後の軍師として活躍する官兵衛」
三つ目は、「これまでの忠誠を尽くす官兵衛ではなく、天下を
　　　　　　狙う、勝負師の官兵衛」

以上の３つです。


最後の黒田官兵衛については、岡田准一は、
次のように、自分の思いを語ったといいます。

「 ただの、軍師のまま満足して終らず、天下を狙う
戦国武将として、生き抜く官兵衛を演じたい！」　と。

さらに、
「自分なりの新しい黒田官兵衛像を創造し、それを
演じ切ってみたい！」　と。


なんとスゴイ気迫をもって役に取り組んでいたんですねえ。


最後は、殿につかえ、支えてきたこれまでの官兵衛ではなく、
欲をむき出しにした天下を狙う勝負師の黒田官兵衛なんです。



(９０００の軍を率いて九州・豊後を攻める如水）


それまでは、忠誠と慈悲と良心の見本のように
思われていた黒田官兵衛。

そんな人が一転して、天下取りを狙う官兵衛へと変身します。

見ている側は、ちょっと裏切られた感じがしますが、
官兵衛の長男、長政（松坂 桃李）の活躍なども含め、
黒田官兵衛の激白の最終回でした！


特に、官兵衛の死を迎える臨終で、それまで仕えてきた、
側近の武将３人や、妻、長男たちが、別れを惜しむ場面は、
コチラまで泣けてしかたないほどでした。


総集編は、２７日（土）午後１時（ＮＨＫ）で放映です。

見逃した人やもう一度見たい人は、
この日を忘れないでいて下さいね。

スポンサーリンク

タグ：感想 軍師官兵衛 総集編 視聴率 最終回